PowerBook2400
Nickey完全対応
親指シフト純正モデル
(略称◆親指2400)
誕生秘話!!

[1999年3月20日制作]



【前回までのあらすじ】
「もしかして、元のJISキーボードを改造した方が早いんじゃないか?ただでさえ、ASCIIのキーボード(US)だとキーの数が少ないわけだから。」という、熊岡さんの一言をキッカケに、PowerBook2400でなんとか快適に親指シフト入力をしたいな、という強烈な願いがある加藤昌史は、ついにせっかく15000円もかけて買ってきたパワーユーのUSキーボードの改造をあきらめ、JISキーボードの改造に転向することを決意した。そこには、意地というよりも、本の原稿の執筆からの逃避が、最も強く働いていたと思われる。「執筆は書ける環境が整ってから」と自分に言い訳をして、膨大な時間をPowerBook改造に費やしているのであった。

さて。
 改造の元となるJISキーボードのキートップは、切ったり削ったりしてしまったので、もう元には戻れなくなってしまっていましたので、センチュリーから発売されている「PowerBook2400 ドレスアップ・キートップ」ホームページはこちらを購入することに。

 これは、ボンダイブルー、ブルー、レッド、イエロー、スケルトン、の5色が揃っていて、本来はキートップを交換するだけでUS風に使えるようにする、というしろもの。1セット、9800円。

 で、そこで、はたと思いついたのが、親指シフトなんだから、キーを左右で変えよう、というアイディア。これによって、より一層親指シフトの雰囲気が漂うのではないかっ?!で、ボンダイブルーとブルーの2色を購入。暇がなかったので、手下の阿部くんに、秋葉原のイケショップで買ってきてもらいました。ちなみに、新宿のパソコン屋にはどこにも置いてませんでした……。

 ただ、その時点で気になっていたのは、USで行く、と決めたときに、JISからパーツとして取ってしまったスペースキーと壊してしまった1個の「パンタグラフ(キートップと席巻をつなぐ、きゃしゃなパーツ)」がなくてもなんとかなるのかな、ということでした。


で、改造開始。

「パンタグラフ」を壊さないように、カッターの刃をキーの下に突っ込んで押えながら、思い切りよく「パチッ」とキートップをはずす。
パンタグラフを残してキートップだけが取れれば、正解。パンタグラフごと取れちゃうと、パーツが小さいだけに付け直すのがちょっと面倒。
そして、ドレスアップ・キートップに交換。これも、思い切りよくパチッとはめる。

ちょっと苦労した、というか、失敗してしまったところ。

ファンクションキー、矢印キー、escキー、パワーキー、リターンキーなどは、文字キーと違って横向きにパンタグラフがついている。そのため、右側からはずさないといけない。
何故右側からかと言うと、左側からはずすと、キートップに残るのがちっちゃい突起の部分なのだ。
それでミスって、片側を折ってしまった。実は、僕にしては珍しく慎重に作業したにも関わらず、なんと4つのキーのこのパンタグラフの突起を折ってしまった。これが折れると、キーがちょっと不安定になる。大失敗だ。でもまぁ、2400のファンクションキーなんてほとんど使わないからまぁいいや……。でも、どこかで入手できないかなぁ……。

キートップをはめ終えたところ。

で、もう一つ失敗したのは、ボンダイブルーの「O」のキーをなくしてしまったこと……。まぁ、僕の部屋の中のどこかにあるんだろうけど、今僕の部屋は迷宮とかしているからなぁ……。

で、TABとかShiftとか、「約モノ」のキーを、別な色にしてみたりしてます。……ここまできたら、文字キー以外を白スケルトンにしちゃうかぁぁぁっ?!

 あ、大事なこと忘れてました。一番大事な「親指キー」。それは、各色のスペースキーをカットして設置しました。もともとが、このドレスアップ・キートップのスペースキーは、「英数」「かな」キーをカバーしちゃって一つの大きなスペースキーにしちゃう、という画期的なものなので、接点は「親指シフトキー」の一番左側にあるものの、ほとんどなんの問題もなくタッチできるのです!!

 つまり、USの時に苦しんだ「クッション」が、「標準装備」されているのです!!これは、マジで感動しました。やっぱり、僕と同じようなことして苦しんだんでしょうかね、センチュリーの方が。

 なにはともあれ、かなりというか、えらく快適なキータッチになりました!!見た目にも、親指シフトキーが、そんなにセンターからずれていないでしょ?

残されたキーたち。

あぁぁぁ……。

15000円のUSキーボード……。

さよーなら…………。


左半分のアップ。「W」キーの色を変えてあるのは、右側の「O」のキーをなくしてしまったのとバランスを取ろうと思って……。でも、なんかへんだなー。 右半分のアップ。まだ「ぱぴぷぺぽ」の位置を把握していないので、とりあえずシールを貼ってあります。……だっせぇぇぇぇぇぇっ……。

ちょっとだけ気になる、と言えば、「かな」キー。親指シフトキーのスペースを確保するために、「かな」の接点のギリギリまできてしまったので、「enter」をつぶして、「Shift」キーをギリギリでカットして「かな」キーに割り当てました。

でも、十分な長さがないため、ちょっとみっともないかも……。

というわけで、ついに、
念願の
「PowerBook2400 Nickey完全対応 親指シフト純正モデル 」誕生!!
わはははははははは!!
やったやったぁぁぁっ!!

もう、執念としか言いようがありません。

なんたって、このキーの取り替え作業に、4時間かかってしまいましたっ!!本番中だというのに、明け方までかかって……。

でも、キータッチは本当に快適です。

USを買う、というおばかなことをやらなければ、また、1色だけ買うのであれば、9800円で改造できます。右半分が黒、左半分が白スケルトン、ていうのもかっこよさげだな、と思うのですがいかがでしょうか。


というわけで、この改造はオススメいたしますが、血液型がO型の人は確実にパンタグラフの「ツメ」を折っちゃうと思うので、くれぐれも注意してやるか、A型の人に頼むかしたほうがよろしいかと思います……。


では、
ばんざぁぁぁぁぁぁいっ!!

……さぁて、あとは仕事だ……。