後には引けないっ!!
PowerBook
G3 300を
親指モデルに
改造!!
[2000.5.30.]
ついにやってしまった……。いや、今まで、PowerBookG3 292/14を買ってからずっと、迷ってはいたのです。やるかやらないか。去年、2400をやっちまった時は、「持ち歩くんだから当然親指シフトじゃなきゃ」という使命感があったんですけど、PowerBookG3の場合は重いんで、持ち歩きはしないんですよね。だから、だいたい使うときはRboard
Proを繋いで、「スパルタかます」をかましているわけです。で、それで、あんまり困ってなかったんです。
しかし。
あれから1年。Rboard Pro For Macも無事に発売され、順調に供給され、なおかつ心配されていたUSBにも見事に対応してしまっていて、このページも、あとは「普及」のためにありとあらゆる「冒険」について語り続けていかなければいけないのではないか?! 「行動」によって親指シフトの優位性を誇示していていかなければならないのではないか?!
そんな使命感に追われ、ついに数十万という大枚をはたいて購入した2台目のPowerBookG3である、300/14。PowerBookG3の、三代目にあたる300。この後はキーボードがブロンズになって、キレイになっちゃってかわいそうな、300。
そうだっ!!
こうなったら、やっぱり改造してあげるしかないっ!!
……と自分を鼓舞してあげても、やっぱりなぁ……。
なんたって、この改造をしてしまったら、もう親指シフター以外は使えなくなっちゃう……。いや、そんなことを言う前に、親指シフターを増やすのだっ……!!ううう……。
という、2400の時には全くなかった葛藤をぶちやぶったのが、アルバイトのヨシザワくん。彼は、ウチに来る前になんとあのMacオタクの殿堂といわれる秋葉原の「秋葉舘」でバイトしていた、というMacくん。「加藤さん、今アキバカンにいるんですけど、ウォールストリートのキーボードが、1台だけあるんですけど、どうしますぅ?」という電話が……。うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐくぐ。「20800円なんですけど」……うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ。高い……。
で、いったんはあきらめたのですけど、再びヨシザワから電話。「今アキバカンなんですけど、ウォールストリートのキーボード、また1台入ったんですって。どうします?」…………「買う。」……。
彼は自分でも劇団をやっていて、ホームページも作っていて、いっぱい文章を書かなきゃならない。そんなとき、彼は僕のページを見てしまったのです。
そして彼は、僕のページを見て親指シフトに挑戦し、ついにはRboard Proを入手して(僕からですけど)、すっかり親指シフターになってしまったのです。
なので、「PowerBookG3を親指シフトにしてしまう世界初の人」になってほしかったのでは……。
というわけで、そんな追いつめられた(?)状況で着手したPowerBookG3 300/14の改造。
さぁ、どうぞっ!!
材料、勢揃い。
JISキーボード装着の、ノーマル(?)PowerBookG3 300/14。
ヨシザワが買ってきた、Wallstreret用のUSキーボード。
で、2400の時の反省を生かして、キートップの取り外し用にさきっちょが曲がったマイナスドライバ。
そして、普通のカッターナイフ。
定規。
白のダーマトグラフ。
まず、JIS、USの両方の「スペース」キーを外す。
右がJIS、左がUS。
スペースキーや、シフトキー、リターンキーなどの長いキーは、はキートップの下にパンタグラフだけではなく、金属製の「強化パンタグラフ」がついています。
これは、とっても大切なものなので外してとっておきます。
まず、JISキーボードからスペースキーと「英数」キーを外します。
そして、その二つのキーを親指シフトに割り当てるのです。
英数キーのあったところには、USのスペースキーをカットしてつけることに決定。
そして、JISのスペースキーは、左三分の一ぐらいをカットして、右親指キーにあてることに。
USスペースキーは、パンタグラフが噛むところがセンターにあるので、その左側でカット。それだけだと長いので、右側もかっとしなければなりません。
で、その前に、ちゃんと定規で「3.7cm」を測って、白のダーマトで線を引きました。
うわぁ。
20800円のUSキーボードの、たったひとつのキーであるスペースキーが、カット!!
失敗したら、2万円の損だっ!!
このおおざっぱな僕が、むちゃくちゃ緊張っ!!
でも、もう切っちゃったもんね……。
後には引けないのです……。
ついに三分割されてしまった、USキーボードのスペースキー!!
使うのは、真ん中のヤツだけっ!!
あぁ……2万円……。
ついに、見事に「左親指キー」としてピッタリはまった、「元・USスペースキー」。
さぁ、次は右親指だっ!!
うわぁぁぁぁっ!!
ついに、JISキーボードもばっさりとカットっ!!
しかも、なんと手前の面がナナメになってしまった……。うううう、こういう細工が、キレイにできたら完璧なのに……。